夫の育休誤算2 ねんねトレーニング、なんとかなる
(サングラスのブルーライトカット力を過信するタロウ氏)
小さい頃から三度の飯より睡眠命、
居眠りで叱られたこと数知れず、
寝る子は育つの文字通り大きく育った私。
眠ることが何より大切なのに、復帰にあたって大きな誤算をしてしまいました。
誤算は2つ。
1)我が子は寝るタイプ、という思い込み
2)ねんねトレーニング余裕、という侮り
1)我が子は寝るタイプ、という思い込み
上の子イチロは寝付きのいい子で、
6ヶ月の頃かるーくねんねトレーニングをしただけで、以降はぐっすり朝まで寝る方でした。
下の子ナツコもそんな感じに、
復帰後2ヶ月ちょいで睡眠ペースも落ち着くだろーと甘く見ていた私。
2ヶ月ちょいで落ち着くどころか、
毎晩2~3時間おきに目を覚まし、
一歳を過ぎた今でもまだまだぐっすり寝付けない、
繊細なナツコなのでした。
n数たった1の第一子の経験値だけを根拠に第二子育児の設計を考えていたこと、
今苦い気持ちで振り返っています。。
2)ねんねトレーニング余裕、という侮り
思えばイチロのときは、
夜中眠れなくても朝遅く起きればいいし、
昼寝だってできるしー、と、
心身に余裕があったから頑張れたんでした。
仕事が始まると、
そもそも自分にねんねトレーニング(泣きわめく我が子を前にグッとこらえておっぱいを差し出さない、というやつ)する力がわいてこない。。
トレーニングのために自分の睡眠時間を削る元気が
一ミリたりとも湧いてこない。。
翌日仕事で早起きすると思うと、
日中お昼寝もできないと思うと、
長い目で見て必要なねんねトレーニングより、
目の前の我が子におっぱいを差し出し自分も一緒に眠ることが何より大切に思えてしまい、
我慢できない。
もう本当に、ナツコが悪い訳じゃない。
でもとにかく眠れない。
細切れにしか眠れない。
睡眠不足は人間の、特に私みたいな睡眠命の人間の理性と体力を奪っていく。
残された理性を保つために理性を消費する。
あとは省エネ。
泣くことも怒ることも笑うことも、
子供に対して笑いかけること以外は何もかもが億劫に思えたあの頃でした。
これは夫の育休というより、
早期復帰にあたっての大誤算でした。
眠れない生活が来ることを覚悟のうえで生活設計していれば、まだよかったんですけれど。
例えば搾乳は諦めて、
会社の昼休みはトイレで昼寝とか。。
(私のような無気力でなく)自分の意志で
早期復帰でがんばるお母さんたちを、
私は本当に本当に尊敬します。
でもその大変さは一律じゃない。
イチロのように、よく寝る子をもつお母さんは我が子がそういう個体であったことをラッキーだと喜んでほしいです。
ナツコのように、眠れない子をもつお母さんは、
夜は当分眠れないもんだと割り切って、
お昼のどこかで睡眠補充する方法を探すことをオススメ致します。。。
会社に寝るスペースなくても、昼休みにトイレにすわって一眠りするだけでもラクになりますよ。
ナツコはずいぶん眠るようになりましたが、
まだ時々夜中眠れないこともあります。
私はそんな夜の翌日は昼休みに会社のトイレで寝ています。
それだけでも楽になりますよー。
不衛生は否めず、偉そうに言うことじゃないですが。